交差点での右折車と直進車の事故では過失割合は7対3が基本!

交差点での右折車と直進車の事故では過失割合は7対3が基本! | 芸スポ速報 on TOPBUZZ人間の目は前方を見るときが、一番、感が狂いがち。顔を横に向けて見ると、注意力を集中できます。目だけ横を見ようとすると距離体のほうの集中力がおろそかになる恐れも。

昭和46年、道路交通法が改正され、右折優先の規定が削られたのはそんなところにも原因があります。その結果、青信号内で直進車がそのまま進んでくれば、右折しようとする車、あるいは右折を始めている車が接触する危険があるときは、右折車は直進車の通過を待つことが義務づけられました。これは、左折しようという車があるときも同様です(道路交通法37条)。

過失相殺の割合が、基本的には、右折車70%、直進車30%と、右折車に多くなっているのはそのためです。この70%対30%を基本にして、各ケースの状況に応じ、修正しています。右折方法違反、合図なし、大型車、その他の事情に分かれ、一項あたり5%~10%の過失かプラスマイナスされます。

直進車側に速度違反があったり、右折車がすでに右折していたにもかかわらず直進した場合は、一項目の過失につき、10%~20%過失が認められます。もちろん、判決例もこの線に沿うものが多いようです。

たとえば、交通盤理は行われていないが、見通しのよい交差点での事故。右折車と対向直進車の衝突事故について、直進車に20%過失相殺が課せられています。これが、被害者である直進車にスピード違反や信号無視があると、直進車の過失は大幅に高くなります。交通整理の行われている交差点での右折の加害車と直進の被害車の衝突事故で、直進車に大幅なスピード違反および前方不注意の過失があったため、75%過失相殺が認められました。

同じく、交通整理の行われている交差点での右折車と直進車の衝突事故で、直進車が赤信号に変わる直前の黄信号を無視し、ハイスピードで交差点に入ってきたため直進車に、70%の過失相殺を認めています。このような事故で、事実の認定や過失の割合で主張が対立したら、調停あるいは訴訟にもちこむしかありません。

しかし、その前に、交通事故相談所に相談したいもの。その場合、できるだけ加害者、被害者が一緒に出かけるのがスジ。相手の都合に合わせて日時を決めるくらいの譲歩はお互いに心がけたほうがよいのです。紛争が長引いたり、こじれたりすることに比べれば、それくらいの配慮は必要でしょう。相談員をはさんで話し合うと、これまでかたくなだった相手が意外に軟化したり、専門的な説明で納得してくれ、案外、合意点が見つかる事が多いのです。

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