交通事故・示談テクニックと保険活用術

損をしない示談交渉、加害者・被害者のための知恵をご紹介します。

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暴走族に車をこわされた場合でも任意保険は使える!

暴走族に車をこわされた場合でも任意保険は使える!近頃の暴走族の横暴は、目にあまるものがあります。一般の市民に危害を加えたり、路上の率をこわしたり。駐車中や運転中、暴走族の的になって車をこわされた場合、保険の適用と損害賠償が問題になります。

自動車任意保険(車両保険)は、衝突、接触、墜落、転覆、上から物が落ちてきた場合、火災、爆発、盗難など、偶然の事故によって生じた損害に対してだけ、てん補されます。偶然の事故とは、「事故の発生または不発生が確定していないもの」をいいます。

車自身がはじめからもっていたキズ、あるいは使用過程での消もうが原因でおきた事故は、保険の対象になりません。また、故意に事故をおこしたり、無免許や酒気をおびて運転した際におこせば、運転者本人の死傷については、自家用自動車保険中の自損事故保険、無保険車傷害保険、搭乗者障害保険は支払われません。

車両保険も保険会社の支払いが免責されます。保険契約者が、事故の発生しやすい状況を自分からつくりだした場合にも、保険会社と契約者聞の“信義誠実の原則”に反するため、やはり保険金は支払われません。

車両が通常の運行に差し支えない機能をもっていない事を運転者や運行供用者などが知っていたり、その車両の性能や機能を逸脱するような使い方をしていた場合も、偶然性があったとはいえません。法律を無視、違反するような使い方をして事故をおこしても、やはり、偶然性は認められません。ブレーキに故障があるため正常な運転ができないおそれがあると知っていながら、運転して事故をおこした、積載容量を無視して積荷したため、著しいオーバーロードになり、事のフレームが曲がり、アクスルシャフトが折れた、シンナーを吸って意識がもうろうとなり、運転すれば不測の事態をおこしかねないと知りながらあえて運転し、事故を招いた、銀行強盗などの犯行に利用し、追跡されて逃走中、事故をおこした、といった場合です。

暴走族に車をこわされたケースでは、加害者にとって故意であっても、被害者にとっては偶然の事故です。もちろん、免責事項にあてはまりませんし、信義誠実の原則に反しているわけでもありません。当然、保険は適用されます。

しかし、被害者も暴走族の一員で、いっしょに騒いでいて車をこわされ、保険をもらいたいのなら、虫がよすぎます。保険はおりません。いずれにしても、任意保険に入っていなければ、対象外です。保険を申請するには、警察に届け出て、事故の証明を受けることが必要。また、損害を与、えた加害者が判明するなら、加害者本人またはその使用者、親権者、代理監督者などに損害賠償を請求すべきです。

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