自賠責保険の適用範囲は意外に狭い!物件・単独事故等では使えない!

自賠責保険の適用範囲は意外に狭い!物件・単独事故等では使えない! | 芸スポ速報 on TOPBUZZ自賠責保険は、強制保険のせいか、どんな交通事故にも適用されると考えている人が多いようです。しかし、自賠責保険の適用にはいくつかの制約があります。

まず、この保険が適用されるのは、自動車による人身事故に限ります。物的損害には適用されません。たとえば、自動車同士が衝突し、相手を負傷させた場合、相手の医療費や休業補償、慰謝料などは補償を受けることができますが、車の修理代は補償されません。

また、運転者が、電柱や堺、家屋などに衝突したような単独事故は、負傷しても補償はムリ。これは、自賠責保険が、運行者や車の保有者、運行供用者を除いた、ほかの人の損害を賠償するためにあるからです。踏切で列車や電車に衝突した場合も同様です。泥棒運転や無断運転による事故は、たとえ人身事故でも、自賠責保険の使用は不可能。

この場合、被害者は、政府保障事業にてん補金を請求することになります。ひき逃げ、無保険者による事故もこの請求を行います。運転者や車の保有者、あるいは保険の契約者が悪意(故意)に事故をおこした場合も、当然、適用は無理。また、国連軍、米駐留軍、自衛隊、外交特権者(大使館・領事館員)などによる事故は適用外。被害者は政府や大使館などに交渉することになります。

仮に、自賠責保険が適用されても、損害額がすべて支払われるとは限りません。損害について一定の算定基準があり、その基準内で補償額が決まるからです。また、重大な過失の場合減額もあります。ただし、加害者が補償しないときは、被害者は、加害者を通さず、直接、保険会社に請求できます。加害者が次のことを証明した場合は、加害者に責任がないということで補償は適用されません。つまり、

  1. 車の運行に関し注意を怠らなかった
  2. 車の保有者の場合、管理責任に落ち度がなく、運転者も車の運行に注意を怠らなかった。
  3. 被害者に故意または過失があった。
  4. 運転者および車の保有者以外の第三者に故意または過失があった。
  5. 車に構造上の欠陥または機能の障害があったこと、などです。

5の場合は、自動車メーカーなどに責任が生じます。自賠責保険適用の時効は二年です。ふつう事故後二年で時効になりますが、加害者が不明のときは、加害者がわかってから、二年以内は、自賠責保険を請求できます。もっとも二年たったから、もうだめだとあきらめるのは早計。その理由を付して保険会社に相談して下さい。時効の延長を認めてくれる場合もあります。ついうっかり忘れた、でも認めてくれます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です