死亡事故を起こしてしまっても、過失が小さければ罰金ですむ!

死亡事故を起こしてしまっても、過失が小さければ罰金ですむ! | 芸スポ速報 on TOPBUZZ交通事故は、ほとんどの場合、運転者の不注意が原因です。

「しまった」と思ったときには大事故につながることも。一瞬の心の隙が一生の悔いを招くこともまれではありません。たとえ、過失であっても、いったん事故をおこせば、損害を賠償する責任だけでなく、免許取り消しなどの行政上の責任、刑事上の責任も生じます。

事故をおこすと刑事上問われる責任としては、業務上過失致死傷罪(刑法211条)と、道路交通法違反の罪とがあります。業務上過失致死傷罪は、車の運転者が、運転者として当然払うべき業務上必要な注意を怠ったり、重大な過失によって人を死亡させたり傷害を負わせたりした場合に科せられるもので、過失致死罪も過失傷害罪も5年以下の懲役または禁錮、もしくは20万円以下の罰金となっています。

また、道路交通法違反の最高刑は懲役5年以下、罰金10万円以下になっています。事故をおこした場合、どの程度の刑罰に処せられるかは速断できません。どれだけの刑を科すかを量刑といいますが、量刑を決めるポイントは3つあります。

過失の大小、結果の大小、事後処置の適、不適です。過失の大小と結果の大小を比べた場合、以前は結果の大小が重視されていましたが、最近は過失の大小がより重視されてきています。たとえば、死亡事故をおこしたとしても、過失が非常に小さければ、罰金ですむことさえあります。逆に無免許運転中、傷害を負わせたため、刑務所に入れられたケースも。交通違反や交通事故に科せられる刑は、①懲役、②禁鋼、③罰金、④科料の四種類があります。

懲役は無期と有期に分かれ、有期懲役は1月以上で5年以下。刑期中は監獄に拘置され、定められた役務に服さなくてはなりません。一般には刑務所と呼ばれているのがこの監獄です。刑務所では、監獄の日課に従って行動し、自由が大幅に制限されます。

監獄における役務は物品の製作・加工、修理、労務の提供、経理、営繕の5種類があり、それぞれの監獄によって作業内容が違っています。禁鋼も無期と有期にわかれています。有期は1月以上5年以下で、やはり監獄に拘置され、行動を制限されますが、作業は強制されません。

しかし来る日も来る日もまったく働かずに拘置されているのはむしろ苦痛を伴うもの。そういう場合、頼めば作業につくこともできます。この懲役、禁錮は、よほど悪質か、前科の多い場合に限られます。

刑の確定時、身柄を省察の留置場(代用監獄)などに収容されている場合は、検察官の指揮によって、刑務所に収容され、身柄を拘束されていない場合は、判決の確定後、だいたい十日くらいたってから検察官から呼び出しがあり、刑務所に収容されます。呼び出しに応じないときは、別に収監状が出きれ、拘引されて刑務所に収容されます。

病気など正当な理由があれば収監を延期してくれることがあります。この場合、理由を記載した収監延期願をあらかじめ検察官に提出しておかなくてはなりません。日々、発生する交通犯罪で、懲役に処せられるのはごくわずか。しかし、禁鋼に処せられる者はふえています。

交通犯罪は一般の強盗、殺人、放火、傷害といった反社会的自然犯と異なり、多くは過失によって法令に触れる行為をした者です。また、現在2人に1人は自動車運転免許証を持ち、4軒に1台の割で自動車を所有する車会社にあっては、いつ誰が交通犯罪の加害者となって監獄に収容されないとも限りません。このようなことを考慮すると、一般の刑務所に交通犯罪者を収容しても所期の目的を達せられるかどうか疑問です。

そこで、交通犯罪によって拘置刑に処せられる者について、一定の基準によって特定の施設(交通刑務所)に集め、特殊な教育を行って社会復帰後の効果をあげるようにしています。交通刑務所は一般の刑務所に比べ、開放的で、居室、作業場、食堂、図書室などもカギをかけてありません。

作業もリクリエーションもクラブ活動も自主的に運営されています。また入所時の適性検査によって、自動車運転に適した者と適さない者に分け、適性のない者には運転者の職業から転職をすすめ、転職を希望する者に新しい職業選択の相談、助言、実習指導などを行っています。ただし、交通刑務所に全受刑者は収容できないため、一般刑務所に収容することもあります。

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